ネガティブイメージを無意識に吸い込んではいないか?を考える回

雨の何が悪い 雑記

こんにちは、サンプルりか子です。

前回の記事にも書いたように、私は近頃、

「この思考は己から生まれたものか?それとも一般常識に従って生まれたものか?」

と考えて自分の言動や物事を観察するようになりました。
あんまり激しくならないように、肩の力を抜いて気楽に行っています。
観察し、気にしだすと今度は例えば善悪のジャッジをしてしまうなんて可能性もあるので、
そうなると自分もしんどくなるし、誰かを巻き込んでしまったなら、
私だったら「落ち着けよ」と思いますからほどほどに。

何が一般常識で、どこからが自分の本当に望んでいることなのかと
線引は難しいですし、無理にする必要はないと思っています。
「これは一般常識だ」という視点よりも、
「どれが自分の望みか?」のほうにフォーカスして観察していくのがポイントだと思っています。

極論、自分の可能性を狭めてしまうような一般常識なんてどうでもいいのです。
この世の中、この社会で生きていくには誠実であることが大事だと思いますが、
その上で自分が自分の望む生き方をするにはどうすればいいか。
そして、自分はどういう生き方をしたいのか。

それに則ってひとつひとつ自分で選択・決断し、生きていけば良いのだと思います。


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で、本題に入ります。

前回の内容の延長で、私は最近、
私達は普段耳にする言葉、特にニュースや専門家と名のつく方々の言葉を、
「ニュースだから」「専門家だから」という理由で、
いちいち疑うことをせずそのまま聞いているのでは?と思いました。

ある意味顔パスで受け入れると言うか、強い言い方をすると、
「ニュース」「専門家」というのが免罪符になっているとも思えたのです。
それを考えるきっかけとなったのが、天気予報での一言でした。

私の家にはテレビを置いていませんので、毎日ラジオアプリで
ニュースを聞いています。
6月も半ばを過ぎ、各地で梅雨入りの報告が聞こえます。
ニュースの天気予報では雨の様子を伝えるのですが、その中で、

「大気の状態が不安定のため、急な雨や落雷に十分にお気をつけください」

といったことをよく聞きます。
この「大気の状態が不安定」という言葉、よく耳にしますよね。
それがどうしたって思われるかも知れませんが、
私は「大気の状態が不安定」ということに対して「それがどうした」って思っていました。
だってしゃーないやん雨とか雷とか。
自然界に安定も不安定もなくて、どの姿も自然なんだよという自論。
ただ雨が降った。
ただ風が強かった。
という具合に。

さて、「大気の状態が不安定」とはどういう状態を言うているのか?
といいますと、積乱雲が湧きやすい状態になっていて、
急に強い雨が降ったり、落雷や竜巻などの激しい突風が起こったりする可能性がある
という状態のことです。

なるほどねと。
雨や災害に気をつけよう、となりますね。

ただ、「不安定」という言葉って、ネガティブな言葉だと思うんですよね。
そこで、「不安定」という言葉について改めて調べてみると、
おもしろいいことがわかりました。

確かに「不安定」という言葉は、「安定ではない」状態をさす言葉として辞書にも記載がありました。
すわりが悪いとか、釣り合いが取れずに崩れそう、といった意味です。
実際に私達が「不安定」を使う時って、「情緒不安定」とか、「会社の経営が不安定」といった
ネガティブな状態にある場合使いますよね。
じゃあ「大気が不安定」も大気に対してネガティブな意味合いで言っているの?
と疑問に思ったのです。

それっておかしくないか?
大気の勝手やん。
それを人間の都合で安定じゃない状態って決めつけると、
まるで雨や雷が悪者みたいじゃないか。
どうにもならないこと(この場合自然現象)を悪者にして、
それを正論のように広めると、「雨=嫌なもの」っていうイメージになりやすくならないか?
ポジティブにとは言わないけれど、天気に対して一喜一憂してると疲れるし、
「大気が不安定」と言われると無意識に「晴れ=良い」「雨=悪い」と思い込んでしまうのでは?

そう思いましたので、更に調べてみました。
辞書によって情報量が違っており、とある辞書には「気象学」で使われている用語との表記がありました。
更に調べてみると、日本気象学会の機関誌の電子アーカイブ版で
「不安定」について取り扱っているものを発見したのです。
詳細は省略しますが、つまりこういうことです。(下記参照)

 以上のことから, 大気中の「不安定現象」とは日常語で使うような「変わり易く落ち着かない状態」のことではなく,「場の均一性や平衡状態を保つべく(目的にかなった)必然性を持って発生する物理過程である」との認識が生まれるはずです.

参考:安定と不安定 – 日本気象学会(『日本気象学会機関誌「天気」』)

私の一言解釈はこうです。

気象学で「不安定」というのは、一種の働きのことをいう。

ですから、端から私達が普段使っている使用方法とは違うのです。
なんだ、そうだったのか。
私の勘違いでした。てへ。

でも気象用語と知らずに勝手に解釈して聞いていると、
「不安定」と聞いて知らず知らずのうちにネガティブなイメージが付着して、
「ああ、また雨かよー」と思いかねないのではないでしょうか。
私も低気圧だと頭痛がするし、雨だと洗濯物を外に干せないので残念には思いますが。
(でも雨は嫌いではない。大雨を眺めたり、音も好き。)
もちろん、天気予報で一番伝えたいのは「雨が降る」ということではなく、
「だから気をつけて」ということなのですが、
イメージングの材料はこういう場面にもあるんだね、というお話でした。

どう受け取るかは自分次第なのですが、
自分が影響を受ける可能性のある情報って無意識に吸い込んでたりするので、
「無意識に吸い込んでたりする」ことがあり、かつ自分の気分を下げてしまうような解釈をしている可能性がある、
というのを意識してみるのもたまにはいいんではないでしょうか。

今回は以上です。
これからは現象の一種として「大気の不安定」という言葉を
聞くことができるようになったサンプルでした。
よかったよかった。

では、また。

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