東京ってどんな所?④マイノリティ

キャリア

こんにちは、サンプルりか子です。

前回は東京は不思議なまちだと書きました。
(これまではこちら→

不思議だと書いた理由として、別のものもあります。
それは、「東京は日本のマイノリティなのではないか?」ということです。

誰もが承知のように、東京は日本の首都、世界的に人口も多く
世界中から人が集まる国際都市でもあります。
また、日本の政治、経済、文化・芸術、教育の中心機能も集積しています。
まさに中心地です。

立法・行政・司法の三権が国の首都にあるのは
どこの国でも当たり前かと思いますが、
国際機関も、文化・芸術、ビジネスも、情報、
人的資源も、ファッション、教育も、
あらゆるものが東京を中心としています。

日本の中枢であり、
東京がまさに日本の舵取りをしています。

そんな東京は、東京以外の道府県とは一線を画している
そういう印象を受けています。
もちろんエリア内に違いはありますが。(それは東京内でも)

そりゃ首都だから。
と納得する方もいるかと思います。
上記に挙げた日本の中心である所以の数々からみてもそうなるかと思います。

だからマイノリティであると考えるし、
東京以外と明らかに様子が違うのに
東京で考え東京で決めたことが東京以外の地域でも適用される。
その点からも「マイノリティさ」が強調される気がします。


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突然ですが、私は料理中によくPodcastを流しています。
いくつか好きな番組があるのですが、
その一つが『武田鉄矢 今朝の三枚おろし』です。
渋いですかね笑。

武田鉄矢さん→坂本龍馬→日本史

という、武田鉄矢さんは博識、特に日本史に造詣が深いというイメージが有り、
Podcastでも日本の歴史のとある場面を題材とした話が頻繁に登場します。

日本の歴史にまつわるお話の際にお話されていたアイデアで印象深かったのが、

「県ごとで外交を分担すれば(うまくいくのでは)」

という考えです。
はじめは「ふーん」ぐらいに聞いていたのですが、
改めて考え、そのアイデアは言えてるかも、と感じました。

例えばこういったアイデアを武田鉄矢さんが話していました。

「県ごとで外交を分担すれば(うまくいくのでは)」
「かつての藩がもってたエネルギーがしっかりしていること」
「”日本州立制度”」
(『武田鉄矢 今朝の三枚おろし』2020年12月17日放送分から一部抜粋)

まだ県が藩だった江戸時代、朝鮮半島との交渉は長崎・対馬が行っていました。
簡単に言うと朝鮮半島との国交は長崎の人が得意なんだから長崎の人に任せ、
他はその国ごと、県ごとに得意な方法で日本として国交をしたら良いのではないか。
という解釈です。

確かにこのアイデアは良いのではないかと思いました。

国としては地域ごとに均一でならされていたほうが管理はしやすいと思いますが
(地域の立場からも同じことしておけばいいからラクかな)、
実際は都道府県ごとに競うように産業だとか、自然の豊かさだとか
地域の魅力をアピールしていますよね。
このことからも、やっぱり地域ごとに違うんだから、
それをもっと「日本」全体で活かしていけないだろうかと感じました。

中にいて活動しているときも、外から見ていても、その「地域活性」が、
多くの地域で「客」の取り合いをしているように見えたので…。
そして地域活性をかこつけたとあるイベントには
ただ地域に金をおとしてもらう、消費によって潤わせるかのように見えるものもあり、
「地域活性」といった言葉を疑ってかかる自分がいます。

ちょっと話が逸れてきたんですが、
地方がもっと「日本」、「国」として前に出ていっても良いかも知れない
と思ったのでした。

しかしそれじゃあいろいろと都合がよろしくないのでしょうかね。
…はい、この辺にしておきます。


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というわけで、東京はマイノリティな所だなぁ、
と思ったのでした。
(無理やりしめる)


では、また。


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