【アラサーの心境】心の目の赴く方向へ⑤

雑記

こんにちは、サンプルりか子です。

軽い雑談のつもりが、熱くなって長くなってしまいました。
これは時間をかけて書いていくつもりでした。
でも、今の心境よりもこの先は進化(深化)させていきたいと思うので、
その変化も綴っていこうと思います。


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前回の記事で、10年ほどスランプに陥っていたと書きました。
また、小さい頃から徐々に培われていった社会の常識をお手本とする考え方に
自分の生き方を見出し、でもうまくいかなくて自己嫌悪になったり周りを憎んだり、
劣等感に苛まれたり、自暴自棄になったり、そういったことを繰り返して、

「生きづらいなぁ…」

とずっと感じながら生きてきました。
いや、意識して社会常識をお手本としていたわけではなく、
家庭の中で、教育の中で、地域コミュニティの中で、環境そのものの中で育ち、
ごく自然に身についたと言う方が合っていると思います。
自分がどういう環境の中にいるのかって、なかなか客観視できないものです。


前回の記事の最後らへんは、時期的に言うと昨年2020年の10月くらいだと思います。
どういう決意をしたのかと言うと、
「もう一度絵を描く」ということを通して、自分の好きなことをする人生にしていくことを決めました。
つまり、「こうしたほうが役に立つから」とか「そうすべきだから」「評価されるから」ではなく、
「自分はどう暮らしていきたいか」「どう生きていきたいか」が、
これからの私の人生においての選択・決断の基準となるのです。

ただ、そう決めたからいきなりできるものではなく、
長年身についた癖をとるというか、新たな習慣をつけるというか、
そもそもどういう癖がついているのかも自分で客観的に見れていないのです。
ですので、「自分は自分がしたいと思うことをする」心がけを常にすること、
この意識が大事になってくると思います。

「自分がしたいこと」ってなんなのか?

色んなアプローチによって知ることができると思いますが、
一つ、「自分の好きなこと」を挙げることで出てくることもあります。
例えば、好きなもの・こと、場所、色、食べ物、なんでも。
昔時間を忘れて夢中になってやったこと、小さい頃の夢などもヒントになるかもしれません。

もしかしたら、今の自分について落ち着いて考えてみても
なんにも浮かばないこともあるかも知れません。
そんな時は、「自分」というものがこれまで「すべき論」で生きてきた間に知らず知らず
浴びてきたシャワー、被ってきたホコリ、あるいは処世のために纏ってきた皮、
何でもいいのですが、そういうもので覆われ埋もれて見えなくなっている可能性があります。

だから、いざ胸に手を当て

「私は何がしたいの?」

と問うてみてもなかなか返事が返ってこない。
というか、返せる状態にない。
日々の生活、仕事なんかでせわしなく、すぐイライラモードに変わってしまったり、
不用意にネガティブなことを思い出してしまってそちらに心を持っていかれることも
多々あるかもしれません。
私は毎日がそうでした。
そんな精神状態では、本当にやりたいことなんて出てきません。
それでまた

「こんなんじゃだめなのに!」「どうしてできないんだ…」

と、焦ったり落ち込んだりもしました。
ですので、まずは平静になる必要があります。
それには、自分のご機嫌をとってあげることが最も先決です。

これは、昨年2020年の末に精神が不安定になったときに
どうにかしないといよいよ何もかも駄目になる!と必死になってヒントを探したり、
実際に実践して有効だと感じた方法です。

自分のご機嫌がいいと楽しいもの、自分が好きなものに目が向くようになり、
自分にも優しくなるし、人にも辛く当たることがなく、
今度は相手から自分への対応も快いものとなっていくのです。

私はその状態に自分をもっていきたいと思いました。

自分の機嫌は他人がとってくれるものではありません。
自分の機嫌は自分でとらなくてはなりません。

機嫌がいいと楽しいものや好きなことに目が向くようになりますが、
逆に、機嫌をとるために、楽しいものや好きなことをしたり、その中に身を置いてみる。
目に入るものを自分が好きなものに変える。
そうやって徐々に身の回りの環境を変えて自分の気持ちを盛り上げていくと、
だんだんと機嫌も良くなってくるのです。
まぁすぐに、簡単にとはいきませんが、心は回復していきます。

ちょっとしたことからでいいのです。
紅茶が好きなら、好きなフレーバーの紅茶を飲むとか、
日向ぼっこが好きなら仕事の休憩時間にちょっと陽にあたりに行くとか。
お気に入りのブレスレットをつけるとか、好きな色のペンを使うとか。
私はわんちゃんの写真をデスクの壁に貼っています。
そうすると次第に自分が心地いいと感じる時間が増えて、気分も良くなっていきます。


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「これぞ正しい生き方」
というものなんて、この世にはありません。

もし「生きづらいなぁ」と感じていたら、
社会や世間が決めた狭くて意味不明な「すべき論」に合わせようとして、
苦しくなっているのかも知れません。

世の中には「常識」という、あたかも世界の真実のようなふりをした都合のいい通念があり、
誰にも嫌われないように、変な目で見られないようにとそれに合わせて窮屈な思いをしても、
世の中ではそれが「当たり前」とされてしまうし、自分の人生の責任は誰もとってくれやしません。
(そんなもんだよなーとアラサーは痛感しています。)
自分で責任をとる人生なんです。

同時に、自分が自分の人生に満足していれば、他人がどう言おうがそれでいいんです。
突っかかってくる人は、大抵その人自身の人生に不満があるもんです。
そういう人のご機嫌をとってあげる必要はありません。
何で気分が上がるか、何が好きかといったことは、本人しかわかりませんから。
こちらは自分のご機嫌を良くして、相手にも気分良く接する、それで良いのだと思います。

「心の目の赴く方向へ」というのは、世間の目で自分の人生を歩んでいくのではなく、
自分の目で選択・判断して自分の人生を進んでいく、という思いで付けたタイトルです。
何が正しいかなんてわからないし正しいものなんて無いのかも知れません。
だから不安だし何かに是非を求めたくもなりますが、
この世自体に正しいものなんてないのが真理なのだとすれば、
自分を信じていくのが良いのではないか、と私は思います。

私の人生、近年は徐々に生きづらさが軽減されてきています。
(たぶんね)

「生きづらいなぁ」と感じている方、感じ方はそれぞれ違うかと思いますが、
どうか世間なんて無責任なものはほっといて、自身の心の目で
満足のいく生き方を選んでもらえたらと思います。


では、また。

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